カラテアのススメ

カラテアを気に入ってくれたと言うそこのあなたはえらい!かなり見所がありますな^^
せっかく気に入ったのならカラテアを育ててみましょう!でも育てられるか心配・・・。
ふむふむ、そんなあなたはこの下を読んでみてくださいな。

カラテアな人

カラテアの視点で見てみましょう。まず出身は中南米の熱帯雨林。ジメジメした蒸し暑さが大好き!
植物だからもちろん光合成したい!でも常に大きな木の陰で育ってきたから直射日光は眩し過ぎる。
生まれ故郷に雪なんて降らないから寒さにはめっぽう弱い。
害虫には強い方。でも葉をかじられたり乾燥して弱った時につく害虫は嫌い。
とまぁこんな感じでしょうか。なんだか我々が苦手な梅雨の時期がカラテアの一番好きな季節って感じですね^^;

カラテアを栽培するに当たって、植物とは言え生き物に違いはないのでそれなりの育て方をしないと枯れてしまいます。
かと言って一年中熱帯雨林を再現しなければならない訳ではありません。日本の季節に合わせた光・温度・湿度の管理をしてやれば十分育ちます。 カラテアに限らず他の観葉植物も同じですが、国内原産の品種ではない以上、水だけやってりゃ育つってもんではありませんのでご注意を。
植物もペット同様、きちんとした育て方をしてやればきちんと育ちます。それによって人が受ける恩恵も大きく、環境的な改善、心の癒しなどなど。 また、朝起きて夜眠る生活サイクルが人と同じだし、ましてカラテア独特の睡眠運動なんて愛情すら湧いてしまうでしょう^^b
ちょっと早寝早起き過ぎる節はありますがね。

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カラテアの育つ環境

以下に注意して周りを見回してみてください。

以上の場所ではカラテアを育てることは出来ません、諦めましょう。
っても、そんな場所では人が暮らすのも辛いでしょうが;;
逆に、そんな厳しい場所でもなければ育てることが出来るってことです。カラテアにとって不都合なことがあれば、人工的に補助してあげればOKです^^

単純な話、日照6時間以上、温度10℃以上40℃以下、一日の温度差15℃以内、湿度50%以上を維持できなければ枯れてしまいます^^;
これはカラテアの命を左右するボーダーラインなので、この条件をクリア出来ない場合は人工的に補助してあげましょう。
普通に人が住んでる環境では日照、湿度はまずOKだと思いますが、問題は温度です。冬の厳しい地域や高地では環境に見合った温度管理が必要ですね。
下でそれぞれの基本的な管理方法と、注意点、その他の項目についてご紹介してます。

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栽培方法いろいろ

植物の栽培方法はいくつかありますが、カラテアに適した栽培方法を選んでご紹介したいと思います。 主にカラテアを購入した際に行われていた栽培方法(=栽培農園での栽培方法)を参考にしてます。

土壌栽培

基本は水捌けの良い土壌で、軽いものが適しています。観葉植物用の培養土として販売されている、ピートモスやパーライト、バーミキュライトを混ぜ合わせた混合土 が一般的でしょうか。他に鹿沼土や水ゴケ単体での栽培も良く見られます。
カラテアにとって一番自然な栽培方法ですが、土壌に生育している微生物(バクテリア)とうまく付き合う事が重要になります。
薬剤の塗布によるバクテリアの死滅、有害バクテリアによるアンモニア等の植物にとっての有害成分、カビやコケにより美観を損ねたり、小バエやダニなど人にとっての 害虫も発生します。 誤って鉢を倒してしまえば部屋も汚すでしょうし、時には臭いもするでしょう。
市販の培養土や肥料を用いて栽培するなら、前記のようなわずらわしさはほとんど起こりませんが、何ゆえ自然の力を借りての栽培です、ご注意を;;

土中の微生物が有効に活動しているか臭いを嗅いで確認することが出来ます。
土を少しつまんで臭いを嗅いでみて、いわゆる山の土の臭いと言うか、畑の土の臭いと言うか、いわゆる「土の臭い」がしていれば良いです。微生物が活発でない場合、 無臭だったり、腐った臭いだったり、とにかく土の臭いでない異臭がしますのでって・・・分かり難いか^^;
また、落ち葉の分解がうまく出来ていないような時、カビが生えたりコケが生えたりしたら水分過剰なので水分管理を見直しましょう。

水耕栽培

上記の土壌栽培によるわずらわしさを解消した栽培方法がこの水耕栽培です。基本は水の管理だけでOKですが、その分失敗した時のダメージは大きいんじゃ ないかなと思います;;
ハイドロカルチャーと呼ばれるこの栽培方法は実に現代的な栽培方法で、野菜や果物の収穫量アップを目的に開発された栽培方法です。 植物は水分から酸素を得、光合成することで自らに必要なエネルギーを生成出来ます。人工的にその性質を引き出し、強化することで、植物の生命力を向上させます。
本来は常に豊富な酸素量を含んだ水分を供給させてこその水耕栽培なので、一般家庭で十分な効果が得られるのかは???です。

鉢植えの場合、レカトンやセラミス等の人工無菌土、ゼリー状のもの、炭を練り固めたものなどを用いて栽培しますが、常によどみない水分を供給する必要があるので、 ミリオンなどの水分活性剤や根腐れ防止剤を添加して上げましょう。
水耕栽培を行う場合、土壌で育った根と水耕栽培での根は違う性質も持っていますので、土壌栽培されていた株をいきなり水耕栽培に切り替えても根を痛める原因に なってしまいますので注意が必要です。
セラミスに関してですが、根元の土壌と一緒に植え込むことで多孔質の人工土がバクテリアの生育にも適していますので、土壌栽培のような管理も可能です。 土壌栽培から水耕栽培への移行を試みる場合にセラミスを用いれば自然な移行が可能になると思います。ちょっとお高いんですがね><

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カラテアを栽培してみる?

ここまで読んでくれたアナタはもうノリノリですねv 早速カラテアを探しに出かけようってな勢いじゃないでしょうか。
ですが、もちょっと付き合ってくださいな。

購入する前にどこに置くかをきちんと決めておくと良いです。また、その場所に問題は無いかを確認しておくことも大切です。
せっかく買ったカラテアを枯らす結果になってはいけませんしね;;

カラテアを育てていく上で注意しなければならないのが、急激な温度変化と乾燥です。
エアコンやファンヒーターの乾燥した風が当たる場所や、温度差の激しい風呂場、常に快適温度のリビングでも窓際や床付近では温度差が激しいので注意です。
特に湿気を補う霧吹きなどは日常的に行うことになりますので、湿気を嫌う電化製品や書籍など水分の苦手な物がある場所は避けた方が良いですよん。

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カラテア栽培のポイント

他の観葉植物もそうですが、水遣りには特に注意が必要です。植物を枯らす原因で一番多いのは間違った水遣りだと思います。 枯れる=水不足と言うイメージが強いからでしょうか、枯れた植物をイメージするとカラカラの干乾びた枯れ木を思い浮かべるものです。だけど・・・

水遣りの基本は、『土が乾いてからたっぷりと』です。

一度遣った水分を根が吸い上げ切るまでは遣らないぐらいの気持ちで水遣りしましょう^^ そうすることでたくましい健康な根を張ってくれます。 もやしっ子な根にはさせないのがポイントですかね・・・。
蓄えた水分は光合成を行う際に葉から蒸発され消費されますが、豊富に水分があればより蒸発量を増やし、葉の保水力低下を招くことで乾燥への抵抗力を弱めます。
土中の吸い切れずに残った水分は酸化し根を痛める原因になり、酸素を取り込む障害になってしまいます。特に冬場の低温時には根の活動が止まり、 最低限しか水分を吸いませんので、水分過剰に陥ることが多いです。これが原因で冬場に枯らすことが多いんです。
3日毎に水遣りとか、元気が無いので水遣りとかの習慣は捨ててしまってください。水遣りの前に土の乾き具合を確認する習慣を!

温度管理

カラテアの成長適温は20〜30℃です。その±10℃あたりが生育温度の範囲です。年中20〜30℃を保てばずっと成長を続けるでしょう。だがしかし^^b
そりゃ無理な話ですな、そこまでやるなら温室でも造って専用のヒーター入れたりクーラー入れたりしないといけませんよね;;
でも、夏は40℃を越えないようにし、冬は10℃を下回らないように管理することはそこそこの工夫で可能です。 夏場は風通しを良くし、温もった空気が篭らないようにすることで極端な温度上昇は防げます。 冬場は極端に水遣りを減らし乾燥気味にすることで、ダイレクトに温度が根に伝わらないようにすることで5℃程度まで気温が下がっても耐えてくれます。
ビニールの覆いを施し簡易的な保温室を作ったり、暖かい空気が滞留している棚の上に上げたり、20℃には出来なくても室温+5℃にすることは比較的容易です。 気温が下がりそうな夜はダンボール箱を被せておいても良いでしょうし、余った水槽などに避難させても良いでしょうし・・・。

水遣り

上記のように温度と根の活動には密接な関係があります。低温時には活動を停止し、適温時には活発になります。活発な時はさほど問題にはならない水分量も、 低温になると根を痛める原因になります。温度が下がった時でも問題にならない水分管理を行うことがカラテアを健康に育てるポイントですね。
特に冬場は土を乾燥気味に管理したいので、水遣りを控えることになりますが、いちいち土を掘り返すことも出来ないので目安を決めると良いですね。 土の表面が乾いてから数日待って水遣りするとか、鉢の重さで水分量を推測するとか・・・。
自信の無い方は市販の水分インジケーターを使うか、乾いた割り箸を差して置いて箸の湿り気を見て判断しましょう。

また、一度にたっぷり水遣りすることで土中の古い空気を押し出し、換気を促すことで新鮮な空気が再び根に行き渡ると言う効果があります。
水遣りの量は鉢底から水が流れ出る程度が適量ですが、鉢受けに水を貯めたままにしないように。新鮮な空気の通り道を塞いでしまうことになります。
チョボチョボ毎日水遣りするのではなく、メリハリの効いた水遣りを心がけましょう。
ただし、冬場の急激な冷え込みが予想される場合などは、基本は水遣りを控えますが、どうしても水遣りしなければならない場合には湿らす程度の水分補給で 良いと思います。空気の入れ替えより、温度対策の方を優先すべきですから。

湿度管理

人間の快適湿度は40〜60%程度なので、心持ち湿気多い目かなぐらいがいいです。理想は80%かな?でもそれって風呂場の空気ぐらい;;
空気が乾燥し過ぎると葉先が枯れたり、巻いたりしてきますので、乾燥した時は霧吹きで葉に直接水分補給(葉水)してやるといいです。
乾燥したまま(50%以下)で放置すると新芽が枯れたり、害虫が付きやすくなります。特にハダニの野郎ががが・・・。
冬場の暖房と夏場のエアコン使用時、また、植え替えを行った直後や購入して間もない株には特にご注意を。
どうしても湿度が保てない場合には、加湿器の購入や、置き場所の変更を考えた方が手間を減らせますです、ハイ。

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植え替え・株分け

園芸店などから株を購入した場合、たいてい鉢底から根が飛び出している場合が多いです。根が飛び出しているのは植え替え時期のサインですし、 プラスチック製の鉢のままでは見た目も悪いし、どうせならお気に入りの鉢に植え替えてしまいましょうv
植え替えの時の注意点は、今ある根と葉でバランスが取れていると言う事を頭に置いておくようにしてください。
植え替えの時に根を切ったり痛めれば、それに見合った量にカラテア自ら葉を落とし調整するでしょう。土の成分が変わればまた然りです。
大きさを変えたくない場合は根を少し取るようにし、大きくしたい場合には出来るだけそのまま植え込みましょう。
根が詰まり過ぎている場合は思い切って根の整理を行い、ある程度の被害が出ることを覚悟して新たな発根に期待しましょう。
植え替えは根に負担の少ない成長期を選んで行い、多少痛んでもすぐに取り戻せるようにして上げると良いです。基本は5〜6月ぐらいかな、気温が20℃を超え、 昼夜の温度差が少ない時期です。植え替え後は痛めた根から十分な水分の取り込みが出来なくなっている事を考慮して、しばらくは光を抑えて葉が乾燥しないように 管理しましょう。

また、直接根を確認出来る数少ない機会ですので、日頃の管理方法を改めるべきか否かも合わせて確認しましょう。株の真下付近が特に傷んでいるようなら、 そこに水分が常に残っていたと言うことだろうから、水遣りの方法も変えるべきでしょう。さらに水はけの良い土に変えた方が良いのかも知れません。
カラテアの場合、植え替えを行った1年は新しい培養土に含まれる養分で育て、翌年は追肥を施し、3年目にまた植え替えのサイクルで育てた方が、 根詰まり整理のリスクからも安全な植え替えが出来ると思います。

準備

準備するものは鉢、鉢底石、培養土、底穴ネット、土入れ、園芸ハサミ、割り箸、ジョウロ、植替え後の養生スペース(日陰)などなど
作業中の乾燥は出来るだけ避けたいので屋内で作業したいのですが、そこはまぁケースバイケースで;;
ビニールシートや園芸マットを敷いて作業すれば後片付けも楽です。私はタライ大小を状況に応じて使い分けてますv
あると便利な物はビニール紐、ゴムハンマー、鉢皿、雑巾、古新聞 ・・・かな。

鉢抜き

株を購入して育苗ポットやプラ鉢から抜くと大抵こんな感じでしょうか。
びっしり根が詰まっていますね。
片手で根土と根元をしっかり支持しながら鉢を真横から徐々に傾け、重力を利用して抜きましょう
くれぐれも根元持って引っこ抜かない様に;;
根が詰まり過ぎて抜けない場合は、鉢底や鉢の周りをトントン叩きながら。
または鉢口をゴムハンマーで叩きながら抜いても良いですね。
重い鉢の場合は、太股で支えながら抱きかかえる様に傾けると良いと思います。

新しい培養土に馴染み易くしたいので、根を少し解して見ましょう。
鉢底から1/4程度の根を切り取り、そこから指を入れて徐々に広げるようにすると解し易いと思います。

株分け

根が解れたら傷んだ根や芋を取り除きます。軽くつまんで引くだけでポロポロ取れますので、痛んでいるかどうか触れば直ぐに分かります。

株同士の隙間が広く開いているところに指を入れ軽く広げて見ます。
うまい具合に株が離れる事もありますが、大抵地下茎が繋がっていますので、ハサミを入れ切り離します。
無理に引き裂いたり、隙間の無い所や美観のみで分けると必要以上に地下茎を傷付けてしまいますのでご注意を。
根鉢から垂れた不要な根は痛み易いので切り取ってしまいます。

植込み

鉢底ネットを適当な大きさに切り取り底穴の上に載せ、鉢底石を2cm程敷きます。高さ調整したい場合は厚めに敷く様にします。
この時鉢底ネットを割り箸で押さえながら底石を入れるとズレません。
培養土を鉢の高さ1/3程度まで入れ根鉢の高さを調整します。

実際にカラテアを載せて見て高さ調整が出来たら土入れです。
手で株を支えながら根鉢の周りに培養土を入れます。
大胆に土を被せ、割り箸で突付きながら根鉢の隙間や根の周りにそっと流し入れます。
土を手で押し込んだり硬く締めてしまうと水捌けが悪くなるので止めましょう。
ある程度土が入った所で作業を一旦止め、バランス、角度、位置を確認します。
鉢の周りを軽く叩いたり、根元を持って上下させてやると根鉢の下にうまく土が入ります。

培養土を入れる時に根元をビニール紐を広げて優しく縛っておくと作業がやり易く、
また葉の垂れ易い品種の茎折れを防止出来ます。
植え込みが完了して水遣り、養生が済むまでビニール紐を付けたままにしておくと良いと思います。
一旦垂れてしまった茎も養生の間に復活する事がありますよん。

植え込みが完了したら日陰に移動して水遣りしましょう。
植替えの間にも水分の蒸発が進んでいます。
いきなり葉の上から水をかけると、水滴の重みで葉が垂れたり折れたりしますので株元からそっと流し込みます。
前記のビニール紐を用いれば安心して水をかける事が出来ますので、葉の裏の汚れも一緒に流してやると良いですね。
鉢底から流れ出てくる水の濁りが無くなるまで、数回に分けてたっぷりと水遣りして下さい。
水遣りが終ったら養生スペースに移動します。
光を抑えた風通しの良い場所で1〜2週間養生させてあげましょう。ビニール紐を解きたい所ですがそこはぐっと我慢です!
鉢の大きさにもよりますが、シーズン中でも2週間以上は土が乾きませんので見守るだけにしましょう。

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是非用意したいモノ

ツール

観葉植物と言えば水差しと霧吹き。水差しは注ぎ口の細長いものが使い良いです。霧吹きは園芸用で良いですがピンポイントで噴射出来るものが便利です
恥ずかしながら小生、霧吹きには凝りまして^^; 延べ15本は買っているでしょうか・・・で最後に辿りついたのが上の画像の手前にあるDIAスプレー。
ホームセンターや園芸店なんかで売っていますが、これがなかなかにスグレモノ^^b 霧の細かさはダントツ。それでいて滴りは皆無、 霧を吹くとフワッっと空気に乗って流れます。安価なのも嬉しいポイントですね。
いろいろ使って見た結果ですが、金属ノズルのは直噴、プラスチックノズルのは広角に噴霧する傾向があります。 それぞれの特性を使い分けると良いですね。

薬剤

いざと言う時の常備薬?じゃないけど、ハダニ撃退用の薬剤とカイガラムシ予防の薬剤もあると心強いです。ハダニ撃退用のは出来れば2種類用意しておくと良いです。
ハダニは薬剤への適応力が優れているので、2種類の薬剤を交互に使用することによって適応する前に死滅させてしまう事が出来ます。 薬剤はお手軽霧吹き式のものが便利ですね、新しく購入した株を並べる前にひと吹きさせておくと感染を防ぐことが出来ます。
ただし、薬剤散布には十分ご注意くださいネ;; 説明書を熟読の上使用すること!
詳しくは 住化タケダ薬品株式会社 にてご覧ください。

肥料

肥料には培養土に混ぜ込むタイプの元肥、追肥に便利な置き肥や液肥があります。 前記の通り2年毎に市販の観葉用培養土を用いて植え替えを行うのであれば元肥は特に必要無いです。 市販の観葉用培養土は元肥が配合されているものがほとんどなので、その効果が切れる2年目に追肥として与える肥料を用意しましょう。
追肥の基本はリン・カリ・チッソを主に補給するタイプの液肥や置き肥です。 一般的に液肥は即効性、置き肥は暖効性なのでそれぞれの特性を踏まえて使い分けるのが良いです。
栽培農家の方から聞いたんですが、カラテアは十分な鉄分を与えないと成長不良になりがちだそうです。鉄分を多く含んだ肥料もあればさらに良いです。

他には温度計と湿度計。人間の健康管理にも良いので是非使ってみてください。湿度管理はカラテアだけでなく、 風邪のウィルス撃退など人間にとっても重要ですしね。時計なんかと一緒になってるものならインテリアにもなるしね。
温度計や湿度計を設置する際の注意点ですが、温度計は必ず植物と同じ高さに、湿度計は鉢の近くに設置しましょう。 明後日の場所の温度や湿度を計測しても意味ないですから^^;

その他に私が使ってる便利ツールは、注油ボトル。いわゆる工場用の油さしです。潅水時に受け皿に溜まった水を吸い出したり、 薬剤を散布したりするのに便利です。水差しでは土が流れてしまう場合にも優しく潅水出来ます。注油口の細さが絶妙です^^v
あとはペンライト。茂った葉の隙間から株元を観察するのに暗いとかなわんですから。虫メガネもあると害虫の観察に良いです。

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店頭買いの注意点

健康な葉は健康な根に宿る。どっかで聞いた言葉のパクリですが、まずは健康な葉を付けたカラテアを選びましょう。あたしゃちょいと不健康そうな株を選んで 値段を叩く、もとい、交渉するのが好きですがv 状態が悪い原因を改善してあげて健康な状態に戻してあげる喜びもありますし^^
それと最近のカラテアの店頭販売の傾向として、昨年の売れ残り(店頭で冬を越した株)が混ざって売られていることが多いです。
健康なままであれば何ら問題はありませんが、店頭で冬を越した場合、株が痛んでしまってる場合もあります。購入を避けるのが良いですが、 価格交渉してお安く買うってのも手ですね^^
株元に不自然にコケが生えていたり、葉が痛んでいたり、痛んだ葉を切り取った跡があれば注意です^^b

カラテアはポット(黒いビニールのカップ)のままで売られてる事が多いんですが、店頭に並ぶまでに必要な大きさしかありませんので、購入後取り合えず植え替えに なります。土壌栽培なのか水耕栽培なのかを確認して、植え替え時に必要になるものも合わせて購入しましょう。
また、生産農家ですらハダニ等の害虫には手を焼いています。出荷前に必ず薬剤の塗布を行っている様ですが、店頭で感染してしまってはそれも無意味です。 家に入れる前に是非入念なチェックを行って害虫を持ち込まない習慣を付けましょう。

カラテアに限らず、観葉植物は店頭で並んだ時に一番状態が良くなるように生産されています。ある意味完成された状態ですね。それを購入して、 さらに環境的に条件が悪化する状態で育てる訳ですから、店頭の姿がそのまま残るとは限りません。当面の目標はいかに現状を維持するかだと思います。
多少葉が落ちたり色が落ちたりすること、予想以上に大きくなったり痩せたりすること。このギャップも踏まえてお買い求めくださいね。

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カラテアの流通について

カラテアは葉の模様を楽しむ品種(マコヤナやゼブリナですね)と花を楽しむ品種(クロカータやアイス・ブルーなど)があります。
でも園芸屋さんなどで購入出来る品種は少ないのが現状です。数年前にカラテアを栽培している農家の方から聞いた話なんですが、 業界全体の流通量が減っていてカラテアもその例外では無いのです。ですから常に品薄状態なんですね・・・これは残念なことです。
つい先日も採算が取れなくなってしまったので、カラテアの生産をしばらく停止するとの話を聞かされてしまいました><

輸入

海外から直接買い付けするにしても輸入時の検疫の問題があって、カラテアの場合は事前に検査をパスした生産所のものしか輸入できません。 また、クズウコン科の植物は地下茎に芋を付けるので、そこに寄生する害虫の流入を防止する為にも特別な規制がかかっています。
おまけに植物は土ごとの輸入は絶対に出来ませんので、こうなるともう個人では不可能です。たまに直接買い付けていらっしゃる園芸屋さんを見かけますが、 現地でハイドロに仕立てて持ち込んでいるらしいです。
日本国内で流通しているカラテアのほとんどは、生産農家の方が輸入苗を仕入れて育てたもののようです。カラテアの場合、 バイオ技術を用いて人工的に増やした苗(シャーレの上で育った苗)ってなイメージでしょうか。出荷前に洗浄・殺菌・乾燥を施した苗が輸入されているようです。

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